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脳汁だだもれ系ポータル

フェロモン香水を使ってみた話

モテない。


山頭火もびっくりの自由律俳句を詠んでしまったところで、本題である。


フェロモン香水というものがある。
フェロモンが配合されていて、つけるだけで異性を惹きつける、
魔法のアイテムなのだ。

実際、ある女性ラジオパーソナリティが番組で、
「フェロモン香水をつけていたら居酒屋でおっさんが食べ物をくれた」
という話をしていた。気がする。

そんなフェロモンを、とりあえず纏ってみることにした。



買ってみた。楽天市場で1680円。

フェロモン香水は正直ピンキリで、
安いものは千円台から、一番高いものは一万数千円。

女性があまりに寄ってきても対応に困ってしまうので、
そこそこの値段のものを選んだ。(あと単純にお金がなかった。)


ショップの説明によると、

相手との距離を縮める上でとても大切な一歩に働きかける香水です。
異性関係だけでなく、友人や仕事での人間関係をより親密にするためにも有効なのです。

らしい。


さて、気になるのは香りである。
説明書きには

 トップノート:オレンジ・ピンクペッパー
 ミドルノート:ライラック・ピーチ
 ラストノート:アンバー・パチョリ

と書いているけれど……うーん……。

圧が強い。

とにかく香りの圧が強い。
IKKOって、実際に会ったらこんな香りがしていそうだ。

留学生の集まりの中にうっかり紛れてしまったときも、
こんな香りがしていたような。


ともあれ、実際につけて過ごしてみた。

香水は加減が難しい。フェロモン香水ならなおさらであろう。
初日はつけすぎてその圧にやられ、大学に行く電車の中でクラっときた。
ゼロ距離のIKKOの目の前で貧血になったような気分を味わえた。

以降、セルフIKKOテロを恐れ、そっと、かる~くつけるようにした。
大学の食堂で「俺、いつもと違うんだよね」となんとなくアピールしてみたが、
気づいた者は誰もいなかった。
「人との関係性が、より親密になっている」気もしないでもないが…。
うーん…。
しかし、このフェロモンは、確かに届いているはず…。


あれから数か月。
結論から言おう。モテない。

数か月、フェロモン香水をつけて生活して気づいたことがある。

工学部、全然 女子いないじゃん。


Eye Of Love Unscented Female Arousing Pheromone Spray .34oz by A & r naturelles inc

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彼女をつくるために

彼女がいない。

彼女候補もいない。

なぜこうなってしまったのかわからない。

そんな僕が彼女をつくるために、ツイッターのフォロワー(ほぼ知人)に向けて、アドバイスを募集した。

彼女をつくるためのアドバイス募集フォーム

 

すると意外なことに、11件ものアドバイスが寄せられた。

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ありがとうございます。

 

いただいた「彼女をつくるためのアドバイス」を、早速、紹介していこう。

(一部、分割して紹介します)

 

自分のすべてを受け入れてくれる人を探そうと思わない。相手のことも受け入れる心をもつ! どうですかね…!

すべてを受けいれてほしいなんて全然思ってないです!

相手を受けいれてないわけでもないし!

受けいれあうチャンスが全然ないだけだと思います!

でも心がけますね! ありがとうございます!

 

目的を「彼女を作る」から「自分を高める」にシフトしたらいいと思いました。

そう見えてますかね。そうですよね。

ありがとうございます!

 

自分の魅力に気付いた方がいいと思います。その上で、その魅力を磨いて行けばおのずと好きな人に関わらず、人が寄ってくると思います。

魅力かあ…。うーん。

教えて偉い人!

ありがとうございます!

 

常に明るくどんな相手にも好意を持って接する。絶対に卑屈にならない。自虐は悪。

明るさは足りてないですよねえ。

自虐かあ…。気をつけます。

 

今あるものを受け入れるところから始めること

携帯をロックすると、汚い男が見えます。

不思議ですよね。自分か。そうか。

もう自虐しちゃいましたね。

 

20歳越えてまで自分の身の丈(というか見た目?)に合わない異性好きになる人は人生経験に問題あると思う

ブサイク同士を交配したら、子孫が悲惨なことになると思うんです。未来のためです。

これはそこそこ譲れません。

 

がっつかず諦めず自分磨き

がんばります!

 

性別を超える

「彼女」が欲しいです!

 

婚活パーティーへGO

NO!

 

脈のない人に告白しない

死んでる人に告白しても意味ないですからね!

 

清潔感

あっ…なんか…うん…ごめんなさい…

 

エロい香水を使う

あ、それもうやってます。

 

 

 

 

♪〜 

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「フェロモン香水 男性用」でググる僕!

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楽天市場の対応は迅速だった!

かつ、ローションのおまけ付き!

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果たして彼女はできるのか! 

この次も、サービス!サービス!

くせ

なんとなくiPhoneのカメラロールを眺めていると、「ツイてない」ことを写真に撮ることがくせになってしまっていることに気がついた。

 

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ホテルの部屋にIH調理器と鍋があるものだと思ってレトルトパックのお粥を買ったら、電気ケトルしか無かった

 

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クリスマスの夜のバイト終わりに、ヤケになって欲しくもないメガネを買ってクジを引いたら、ぜんぶ外れた

 

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引っ掛けてゲットするタイプのタグが外れた

 

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ココアを買ったら白湯が出てきた

 

もっと愉快な瞬間の写真はないものか探してみたものの、全くなかった。

これから気をつけるようにしたい。

 

近未来

ハンズフリー通話する人を見ることに全然慣れない。

 

ハンズフリー通話をする人が目に入ると、独り言だと思ってなんだかギョッとしてしまうし、その後もどこを見ていいかわからない。

 

なんたって歩きながら虚空に話しかけているのだ。

この前はハンズフリーでひたすら怒っている人を見て、なんとも言えない気持ちになった。

 

時代には追いつけないかもしれない。

 

そう考えると、

話しかけられたと思って振り向いたら、ただハンズフリーしてる人だった、というおっちょこちょいも近未来っぽい。

 

センスのない買い出し

きのうは地元の花火大会だった。

 

 

毎年、適当に集まって適当に見るのがきまりだったけれど、

今年は東京に進学した中学時代の友人が帰ってくるということで、買い出しをしてみた。

センスのない買い出しである。

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センスのない面々

  • レモンクリームソーダ
  • 青りんご
  • ひきわり納豆
  • なると
  • メンマ

 

花火大会とはどうやっても結びつかない食べ物を用意してみた。

辞書に載っている「適当」の②の意味での『ザ・適当』だ。

 

 

 

実際に「食べ物買ってきたよー」とこれらを差し出してみると、顔で「いらねえ」と語られた。

 

それでも手軽に食べられるものは需要があるようで、なるとは友人にすぐ売れた。

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メンマも箸でつついて分けながら食べた。普通にうまい。

 

 

ただ厄介なのが納豆りんごで、友人たちは一切手を出さず、僕がひたすら食べていた。

 

 

 

 

あとは写真だけで伝えたいと思う。

 

 

 

 

 

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ずぞぞ…

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ドーン

 

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サクッ

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バーン

 

 

 

 

 

これはこれで風流だったが、なにぶん後始末が大変だった。

(花火大会の帰り、食べかけのりんごを片手に人混みを駆け抜けた)

 

 

皆さんは正しく夏を楽しんでほしい。

 

 

夏祭り

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おうちで ビーン・トゥー・バー

どうもこんにちは。自動車学校の修了検定に落ちました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 

近頃、「ビーン・トゥー・バー」が流行している。あのピエールマルコリーニも言っていたはずだし、身近なところで言うと明治 ザ・チョコレートとか。端的に言うと、「カカオ豆の段階からこだわってチョコレートをつくっている」ということらしい。ほう。

バレンタインデーも近いことだし、実際にビーン・トゥー・バーを家でやってみた。(何番煎じだよ、というツッコミはなしの方向で)

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1.カカオ豆を仕入れる

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カカオ豆はそこらへんのスーパーでは手に入らない。というわけでネット通販で仕入れた。

バニラビーンズ 天然バニラの販売サイト 送料無料

↑こちらのサイトで 250g 1400円だった。

グレナダ産、聞いたこともない国だ。(この時点でビーン・トゥー・バーが破綻しているとか言うなよ)

そして、この時点でピエールマルコリーニが買えそうである。

カカオ豆の横に写り込んでいるのも材料で、真ん中がカカオバター、右がお砂糖。こちらもなかなか高かった。

 

2.カカオ豆をローストする

カカオ豆をばらばらと並べ…

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オーブンにぶち込み120℃の温度で焼くこと30分。

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…変化がよくわからない。

 

3.カカオ豆の殻を剥く

カカオ豆はこのままでは使えない。殻を剥かなければならないらしい。

思っていたより割と簡単に剥けたけれど、数の暴力には勝てなかった。これだけで1時間強はかかった。

皮を剥くとこうなる。

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4.すりつぶし祭り

こいつらをひたすらすり鉢ですりつぶす。

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やがて細かくなっていき…

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さらさらの粉末状に。(ここまですりつぶすのに約2時間弱)

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まだまだ荒いので、もっとすりつぶす。すると

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なんかチョコっぼい…?

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ここまでやって飽きた。ギブアップ。

 

5.他の材料を加えて湯煎する

さて皆さんお馴染み手作りチョコレートの作業! 湯煎!

の前に、カカオバター、砂糖、スキムミルクを加える。

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これでやっとチョコレートらしくなってくれるのか?

期待を胸に湯煎を続けていくと…

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oh…

チョコとウ○コの夫婦から産まれた子どもみたいになった。

これじゃあさすがにまずいので、カカオバターを加えてまたひたすら湯煎。

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チョコレートやんけ!  これは誰がみてもチョコレートや!!(ここまでで約6時間経過)

 

6.できた

ビーン・トゥー

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 バー

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記事では省いたテンパリングなどの工程は適当にやったが、それでもなかなかにチョコレートらしくなった。

味も完全にチョコレート。しかし何しろすり鉢。食感がこの上なくざらざらだ。発展途上国のチョコレートっぽい(そんなの食べたことないけど)。

 

お菓子や料理は手間をかけた分だけうまくなるというが、チョコレートの場合は「手間と金がめちゃくちゃかかってしまう上にうまくなる限界が明らかに低い」である。得たものよりも失ったもののほうが大きかった気がする。もう一生やらない。

しかし逆に言えば、チョコレートを作るのにはものすごい労力がかかっているということだ。安くて数十円で買えてしまうチョコレートだが、僕たちはもっとチョコレートに感謝すべきだということに気がついた。

 

カカオ豆、まだ半分余っています。ビーン・トゥー・バーに挑戦したいという奇特な方はご一報ください。譲ります。

バレンタインデーのチョコレートも募集しています。よろしくお願いします。

 

チョコレートに感謝。それでは。

 

 

チョコレートの作り方は

カカオ豆からチョコレートを作ってみる by おーさかや [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが259万品

こちらを参考にしました。

 

 

四捨五入するともう北海道は冷凍庫だ

僕の住んでいる北海道の今日の最低気温はマイナス20度だった。

冷凍庫の庫内温度もだいたいマイナス20度前後というから、北海道はもうほとんど冷凍庫じゃないか。

 

と、いうわけでその冷凍庫を利用してみることにした。屋外でアイスクリームを作ったのだ。

材料も、冷やす冷気も全て北海道産の「純北海道アイスクリーム」である。

勘違いしないでほしいが、アイスクリームづくりの(ほぼ)全行程を屋外でやったのだ。その気合の無駄遣いは評価してほしい。

 

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1月12日午後11時、気温は約マイナス15度。絶好のアイスクリーム日和だ(作るほうで)。なにぶん深夜にやったので、写真が全体的に暗くてごめんなさい。文句は地球の自転に言ってください。

 

①材料

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  • 牛乳 300ml
  • 生クリーム 100ml
  • 卵黄 3つ

 そのほかに

  • 砂糖 75グラム
  • バニラエッセンス 適量

バニラエッセンスはもちろん北海道産ではないが、そこは見なかったことにしてほしい。

あと、直前に調理器具を洗ってから外に持ち出したのだけど、付いていた水気が一瞬で凍った。エルサもびっくりだ。面倒だからありのままで使ったけど。

 

②つくる

1.卵を割って白身と黄身に分け、黄身を砂糖と混ぜる

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黄身だけ取り出して

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砂糖にドーン

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ひたすら混ぜます

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こんな感じになればOK(?)

最初の工程だが、これがいちばんつらかった。

お菓子づくりをしたことがある人なら馴染みのあることだと思うが、黄身だけ取り出す工程で、手に白身がつく。当然のごとく、一瞬でその白身が凍る。冷たい。手も洗えない。つらい。地獄だった。

本当はもっと白っぽいクリーム状になる予定だったのだが、なんだかイメージと違った。もう凍り始めていたからうまく混ざらなかったのだろうか。

 

2.牛乳と生クリームを混ぜてあたためる

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牛乳と生クリームを鍋にドーン(打点が高いのはもこみちリスペクトです)

ここで思わぬトラブルが発生した。カセットコンロを使ってあたためようと思っていたのだが、寒すぎてうまく火がつかないのだ。水曜どうでしょうで大泉シェフが伝説のエビチリを生み出したのはこういう背景があったのかと合点がいって感動した(伝わる人にだけ伝わればいい)。

というわけで、この工程だけはお家のキッチンで。この時点でもう「外でやる」というアイデンティティを失って自暴自棄だ。

 

3.あたたまった牛乳・生クリームと卵黄を混ぜる

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ホットミルクをドーン

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そしてひたすら混ぜる

お気づきかと思うが、ボウルが完璧に凍っている。ホットミルクであたたまるとはいえ、めちゃくちゃ冷たい。屋外でアイスクリームを作る際には気をつけてほしいところだ(そんな奇特な人間はいないと思うが)。

 

4.軒下に放っとく

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そのまま一晩放っておいた。

 

③できた

翌朝7時。

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純北海道アイスクリーム、できたァァァ!!!

放っておくとは言えど、数時間おきに混ぜた方が絶対においしいので実はこまめにチェックしていた。放置から1時間後には凍り始め、5時間後にはアイスクリームっぽくなっていた。

脂分が多いからなかなか凍らないと思っていたけれど、さすが北海道。四捨五入すると冷凍庫じゃないか。だとすると、僕たちは冷凍庫の住人だ。ニチレイの冷凍チャーハンと僕たちは仲間だったのだ。

さて、きになる味はというと、まあ普通のアイスクリームだった。強いて言えば、混ぜ方が甘かったのか、しゃりしゃりとした食感で、どことなくロッテの爽っぽくなってしまったのが改善点である。

 

北海道からしてみると、屋外でのアイスクリーム作りなんてものはたやすいものだった。今回、北海道は冷凍庫だということを身をもって確かめることができたので、北海道の皆さんはこの日常を冷凍庫としてぜひ活用してもらいたい。

 

余談だが、アイスクリームを混ぜる合間の仮眠でみた夢の中でもアイスクリームを混ぜていた。一瞬、夢と現実が分からなくなった。胡蝶の夢だ。突然家の外が熱帯地域になった上にスコールがきてアイスクリームがめちゃくちゃになったから夢だと分かったけれど。

 

 

胡蝶の夢〈第1巻〉 (新潮文庫)

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